220tの成形機からはここのところ製品に異物が混じって成形されて出てきます。
以前から何だろ??とは思っていましたが、シリンダ内に蓄積された樹脂のかすらしいです。

樹脂のかすが混入した製品

ということで、成形機のシリンダとスクリューを清掃することになりました。

まずはシリンダからスクリューを取り出します。

成形機のスクリュー

取り出したら余熱が熱い・・しかし落とすわけにはいきません。
スクリューは重く、そして熱くなっているので取り出しには注意が必要です。

予想以上に重くこの220tの成形機のスクリューは1人では持てません。
体感では・・100kg位か??

取り出したスクリューは表面が茶色く汚れています。

樹脂の焼け焦げなのでしょう。
ちょっとやそっとじゃ取れません。

スクリューに付いた樹脂

グラインダーブラシやワイヤーブラシで磨いてやります。
溝はブラシが入りにくくなかなか落ちません。

磨いていくうちに本来の輝かしい地が見えてきました。

グラインダーで磨き

シリンダ内も掃除、けっこう樹脂かすが取れています。

シリンダー内もブラシで掃除

ま~シリンダーを外すのが厄介なのですが、定期的に掃除をしないと異物が製品内に付いてしまいます。