インジェクション成形 100t~650t、計21台のプラスチック射出成形機可動。24時間稼働で短納期・量産可能。オリジナル製品製造、OEM製品も承ります。成型品の組立・印刷も可能です。

プラスチックの強度について

これから自社製品を作ろうと思っている企業様、
プラスチックでの製作は決まっているけれど、数ある中のどの樹脂を選択したらよいのかお悩みではないでしょうか。
樹脂素材の強度に関して参考になればと思います。

普段見るプラスチックでは不安・・

日常品のプラスチック製品で一般的に使われている樹脂素材は汎用プラスチックといわれ、
その中でも多くはポリプロピレンかポリエチレンで出来ているかと思います。

当社で製造しているものを見てみると、ポリプロピレンが最も多いように思われます。

ポリプロピレンの特性は耐熱温度が高い事にあり、強度や透明度をそれほど気にしないのであれば大概ポリプロピレンで成形されています。
いわゆるごく一般的な方が普段触れているプラスチック素材がこのポリプロピレンまたはポリエチレンかと思います。

防弾窓にも使われるポリカーボネイト

では、ちょっと負担が掛かったり、ちょっとやそっとじゃ割れては困る製品をお考えの場合、上記の樹脂素材では不安になります。
そこでお勧めの樹脂素材がポリカーボネイトです。

引っ張り強さはポリプロピレンと比べると2倍、ポリエチレンでは5倍と強さが際立ちます。
負担の掛かる製品にはポリカーボネイトをお勧めします。

また、衝撃強さは群を抜いて強く、防弾窓や赤ちゃんが落としてもいいように哺乳瓶に使われています。
当社のカンジキ、あゆむくんや落としても割れないウォーターピッチャーもこのポリカーボネイトを使っています。

ポリカーボネイトの強さだけが際立ちますが、実は「自己消火性」があり、きわめて燃えにくいプラスチックです。
透明で燃えないガラスに更に割れない素材。色々な用途に使えそうなプラスチックですね。

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